『きま』ぐれに更新するブログ

まだ自分を若いと思い込んでいるおじさんの備忘録

【駅メモ】レジェンドができるまでの話-Part1【旅行記】

どうも、きまあっとと申します。

 

今回も前回に引き続き、駅メモのお話です。

駅メモとはなんぞや、という方はこちらをチェック!

【駅メモ】レジェンドになるまでの間、よく聴いた曲の話 - 『きま』ぐれに更新するブログ

 

■はじめに

本シリーズでは、私が9100駅にアクセスするまでの軌跡を振り返っていきます。
アクセスなので、レーダー等アイテムも使っていきます。
写真も交えて記載していくので、半分旅行記としてもお楽しみください!

 

駅メモ開始

とある年の夏期休暇、関西の実家に帰省中だった私はふと思いました。

「折角18きっぷあるんだし、このまま普通に東京に戻るのは面白くないな」

と。
加えてその頃、聖地巡礼をしてみたいという漠然とした思いもあり、更に幸いなことに関西にはかの有名なAirの生地がある。これは行くしかなるまい。
そしてスマホにはいつか使うかも知れないとインストールされていた、使い方の分からないアプリ駅メモ
これだけ材料が揃っているのだから寄り道して帰ろうと、心に決めました。

2015年7月26日、夏真っ盛りの時期でした。

 

■準備

そうなれば早速寄り道の準備。
実家近所の本屋で路線図を買い、どのルートで行けるのか、途中他に寄り道できることはないか、宿泊するとしたらどこかを確認しました。
今だから言えるけど、この時点で既に計画は破綻していました。
なんと、普段電車に乗って旅行などしなかったため、和歌山を走る紀勢本線の長さを全く考慮していなかったのです。
名古屋までなら行けるやろ、くらいの感覚でいたため、後ほど痛い目を見ることに……。

 

■出発

初日の寄り道ポイントは2つ。

たま駅長で有名になっていた、和歌山電鐵貴志駅
Airの聖地でお馴染み、紀州鉄道西御坊駅

この二つ、共にローカル線&盲腸線のため往復する時間が必要となるのですが、全く考えていませんでした。
しかも7時くらいに出発するつもりが9時出発。
因みに駅メモの最初のパートナーには、三陸鉄道の車両がモチーフの恋浜みろくちゃんをチョイス!
緑系統の色が好きなので為栗メロにしようか悩んだけど、当初のWikiに「みろくが一番強い」って書いてあったのでみろくにした思い出が。
確かにスキル発動した時の瞬間火力は凄いんだけどね……。
その後、リンク保持*1にはもう一人の御三家、新阪ルナが最強ということを知り喉から手が出るまで欲しくなるのですが、ルナだけ引けない病にかかってしまうことに。

 

貴志駅

やってきた貴志駅
和歌山電鐵の終着駅。
駅舎はこんな感じ。

f:id:kima_ryogi:20201102232602p:plain

猫を模した屋根が可愛いですね。
ただ、この日は平日だったため、残念ながらたま駅長はお休みでした。
今は後任のニタマ駅長とよんたま駅長が駅長を勤めており、どの駅を担当しているか、いつ会えるかは公式サイトで確認ができます。
もし会いたい方は事前に確認しましょう。

時刻はこの時既に昼を回っていたものの、まだまだ心は余裕でした。

 

西御坊駅

和歌山電鐵を引き返し、和歌山駅でJR紀勢本線に乗り換え。
途中、御坊駅紀州鉄道に乗り換え西御坊へ。
所要時間は運良く1時間15分ほど。
この時、御坊でタイミングよく乗り換えができないと30~40分ほど待つことになります。
それもそれで楽しそうだけどね。

因みに、紀州鉄道紀勢本線からレーダー*2で全て取れるので、寄り道したくない時はレーダーで済ますのも手。

滅茶苦茶黒い煙を吐く車両に揺られ8分ほどで西御坊に到着。
始発から終点まで2.7kmしかないので、沿線を歩くのも一興かも。
小さな駅舎には交流用の駅ノートが置いてあり、同じ目的で訪れたと思われる書き込みもちらほら。

f:id:kima_ryogi:20201102234244p:plain

次の電車までは45分しかなかったため足早に散策を開始。
あまり遠くまではいけないため、最も見たかった線路跡を探すことに。

その後しばらく歩いて遂に見つけた線路跡。
それがこちら。

f:id:kima_ryogi:20201102234507p:plain

老朽化でレールは一部取り除かれてしまっていますが、まごう事なきAirの聖地!
どのシーンで出てきたか気になる方はアニメを見てみて下さい(さり気ないAirの宣伝)。
因みにこの線路は西御坊から伸びてきており、この先には日高川駅があったそうです。
(今は廃駅)
次は宿泊しつつ訪れ、しっかり散策しよう。そう思った町の一つですね。港町の雰囲気好き。

■そして、野宿へ…

西御坊を後にし、再び東へ。
紀州鉄道で御坊に戻り、紀勢本線紀伊田辺へ。
この時の時刻は確か18時くらい。
実はここまで何も口にしていなかったため、ここらで夕食にしたいとマップを見つつラーメン屋に向かう。
が!その日はおやすみ!キマジ、絶望!
電車の時間もあったため、泣く泣くそのまま電車に乗ることに。

そしてここであることに気づいたわたくし。
そう、どう頑張っても名古屋に辿り着けないのである。
乗り換えアプリで調べても、やはり途中までしか行けず。
なので、どこかで宿泊することに決めました。
この時、ケチってホテルではなくネットカフェに泊まろうと考えたのが運の尽きでしたね。

候補は2箇所。
駅から少し歩くところにありそうな紀伊市木か、路線図で太字で記載されている新宮か。
悩みに悩んだ末、少しでも東に進むため新宮のネットカフェに泊まることを決めたのでした。
ちょうど終点だったしね、仕方ないね。

すっかり日も落ち外は真っ暗。
そんな中、新宮駅に到着。
地理はてんでダメダメなのですがなんとこの新宮、世界遺産の地でした。
熊野古道は聞いたことあったのですが、この町に通じていたのです。

f:id:kima_ryogi:20201103001628p:plain

と、感心している場合ではなく。
ネットカフェに着いても空いていなければ意味がない。
急いで探すことにしました。
が!ない!マップで指されている場所にはシャッターが閉まった建物が!
そう、もうなくなっていたのである。

目の前が真っ暗になるとはこのことでしたね。
まあ外が既に真っ暗でしたけども!
慌てて泊まれるところがないかと駅前のホテルたちを訪問するも、全滅(満室)。
しかも駅前に何もなく空腹度もMAX(今はローソンがあります)。
まずは腹ごしらえをしないとお話にならないと思い、駅から外れて歩いていくことに。

 

数分後。
スーパーオークワを発見!しかし目の前で閉まる!残念!
それから30分ぐらい彷徨うも何も見つけられず。
これは人生初の断食野宿か……。
そう覚悟しました。
野宿自体は一回大阪日本橋でやったことあるのでそこまで抵抗なかったけど、空腹は辛かったですね。
これはもう諦めるしかないか、そう思っていたところに、緑色の光が。
なんと!モスバーガーが飯を食わせてくれそうにこちらを見ている!
やはり緑色はジャスティス。喜々として駆け込みました。
因みにこのモスバーガー、当時は平日のみ24時間営業していましたが(何故平日のみだったのかは未だに謎)、現在は23時くらいで閉まります。

 

かくして、辛うじて無事食事にはありつけたのでした。

 

 

以上、レジェンドができるまでの話Part1でした。

初日からこんなにトラブルが続いたのによく心折れずに何年も続けてきたなあと我ながら感心してます。
その後懲りずに宿を取らずに九州一周したりしたのですが、それはまたいずれ。

 

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!

次回も是非ご覧下さい!

 

それでは

*1:駅にアクセスし、居座ること。これによりもらえるポイントと経験値が増える

*2:近隣の駅にアクセスできるアイテム。その時ログインしているフレンドの数に応じて、最大12駅からイベント時には14駅までアクセスすることができる